構造・品質
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面構造(ツーバイフォー)は、床・壁・屋根が面としてつくられ、箱のように六面体で施工します。
気密性や断熱性に優れた特徴はすべてこの「面構造」が基本となっています。

耐震性
床・壁・屋根が一体(モノコック構造)となったツーバイフォー住宅。地震の揺れを六面体全体で受け止め、力を分散し荷重が一部分に集中することを防ぎ建物のネジレや変形、倒壊を防止する機能をもっています。

耐風性
日本は台風の通り道になっていて毎年のように大きな被害をもたらします。ツーバイフォー住宅は強風に負けない優れた耐風性を備えた構造で、屋根(軒下)は強風や竜巻に対して「ハリケーンタイ」と呼ばれる、あおり止め金具を使用することによって屋根のたる木と構造壁を強固に連結しています。

ツーバイフォーの屋根は、全体が一面の構造体となっている。軒下から強い吹き上げ風があっても、屋根が持ち上げられにくい強固な構造である。
耐火性

ツーバイフォーの枠組材2枚重ねと、それとほぼ同じ外形で常温では強度が勝る鉄骨材に、それぞれ200kgの荷重をかけ約1000℃まで加熱したところ5分後には鉄骨は急速に湾曲しました。枠組材は表面が焦げたのみで強度は十分保たれています。

ツーバイフォー住宅の場合、火の通り道となる床や壁の枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断。上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。
耐久性(キソパッキング工法)
ツーバイフォー住宅では、ほとんどの構造用製材に含水率19%以下の日本農林規格に基づく乾燥材を使用し、強度の高い製材を使うことによって永く暮らせる丈夫な住まいを実現します。ベタ基礎工法により建物の強度を高めます。

■キソパッキング工法は「キソパッキング」を基礎と土台の間に一定のルールに基づき設置する工法。基礎と土台を絶縁することで住まいの耐久性を高めます。
■キソパッキング工法は、いままでの方法に比べ1.5〜2倍の換気性能を発揮。従来工法では換気できない床下の入組んだコーナーの隅々まで湿気を残さず排湿し、乾燥した理想的な床下環境をつくります。
■土台がコンクリートに接すると、腐りやすくなりシロアリの餌食となります。基礎と土台の間にキソパッキングを設置するだけで、腐る原因をなくし、シロアリが生息しにくい環境をつくります。
